覇気という言葉がある。
覇気のある人、覇気のない人、強い人、弱い人、人それぞれに違いがあり、その時の感情や気持ちによっても覇気は変化するものである。
そして、一芸に秀でた人に共通することは覇気が強いという事である。
武道の名人は覇気を自在に操る事が出来、覇気をコントロールすることで『気配を消す』事が出来る。もしかすると泥棒の名人も覇気をコントロールするのが得意なのかもしれない(笑)
覇気のある人、覇気のない人、強い人、弱い人、人それぞれに違いがあり、その時の感情や気持ちによっても覇気は変化するものである。
そして、一芸に秀でた人に共通することは覇気が強いという事である。
武道の名人は覇気を自在に操る事が出来、覇気をコントロールすることで『気配を消す』事が出来る。もしかすると泥棒の名人も覇気をコントロールするのが得意なのかもしれない(笑)
今回は、覇気をテーマに考えてみるが、私は覇気をコントロールする事が人生の成功の秘訣なのではないかと思っている。
頭の中で思い描いてみて欲しいのだが、もしあなたが面接官だった場合、覇気がある人と覇気のない人、どちらの人を採用しようと思うだろうか。もし同じ商品を買う場合、覇気がある人と覇気のない人、どちらの人から買おうと思うだろうか。新たに取引する業者を探している場合、覇気がある人と覇気のない人、どちらと取引しようと思うだろうか。
初めての飲み会に参加した時、覇気がある人と覇気がない人、どちらの人と話してみたいと思うだろうか。
きっと多くの人が、覇気のある人と答えるだろう。
もちろん例外はあると思うのですべてではないかもしれないが、営業をするにしても、面接を受けるにしても、飲み会に参加するにしても、多くの場合において覇気を高めておいたほうが有利に事を運ぶことが出来るのではないだろうか。
では覇気を高めるにはどうすれば良いか。
私は、一番簡単に誰でも覇気を高めることが出来るのは、姿勢を正すことなのではないかと考えている。
私は、空手道推薦で帝京大学に進学し、学生時代の4年間を空手道一色で過ごした。
帝京大学空手道部は、昨年、全日本の全種目を制覇するという前人未到の快挙を達成したチームなのだが、その強さを維持するために、毎日の厳しいトレーニングはもちろん、生活の中でも日本古来の武道精神に通ずる様々なルールが伝統として先輩から後輩に引き継がれていた。
その中で印象的なのは、『電話に出る時は必ず正座をする事』というルールである。
当時は、今のようにナンバーディスプレイが発達していた訳でなく、電話がかかってきても出てみるまでは相手が誰だか分からない。そのため、電話のベルがなったらすぐに正座をして電話に出ることと、1年生は先輩に叩き込まれる。
更に、部の電話には、必ず3コール以内で出なければならないというルールがあったので、電話番の人は、たとえ寝ている時でも風呂に入っている時でも、トイレに入っている時でも、すぐに電話の近くで正座をして電話に出なければならなかった。
もちろん相手から自分の姿が見える訳はないので、初めて先輩からそのルールを聞かされた時には、さっぱり意味が理解できなかった。しかし、実際に電話に出ると、正座をして電話に出ているのか正座をしていないのかを、不気味なほどに先輩たちに見破られてしまうのである。
自分が正座をしていないのを、なぜ先輩に見破られるのかが、最初はさっぱり理解出来なかったのだが、1年生の後半になると、自分たちも、電話のベルの音を聞いただけで、不吉な電話なのか良い電話なのか、先輩からの電話なのか、OBからの電話なのかというのが分かるようになる。そして2年生になり新しい1年生が入ってくると、電話に出た1年生が正座をして電話に出ているのか正座をしていないのかが、自分たちも見破れるようになった。
日本の武道には、心眼という言葉がある。目に見えているものがすべてではなく、目に見えないところを見抜くことこそが、本当の強さだという考え方なのだが、姿勢を正すことで、声のトーンや声の張りなどを通して、目に見えない部分が相手に伝わるのである。
それが覇気なのではないだろうか。
本来、日本人の生活の中には、覇気と姿勢の関係が至る所に盛り込まれていた。
昔の日本人は、人に見られていない時にも背筋を正していたのではないだろうか。
正座の座り方は、あらゆる方面からの力に強い座り方であり、着物や袴、武道着には、姿勢を正すための工夫がされていた。
袴についている腰板、着物や武道着の帯、そしてハチマキやたすきも、気を引き締め本来の力が発揮できるようにするのである。
70歳過ぎの老人が、着物を着たとたんに凛とするのはそのためである。
誰かと向かい合う時に背筋を正すのは当たり前の礼儀だが、電話で話すとき、メールを打つとき、ちょっと背筋を正してみるだけで、なんとなく気が引き締まったような気持ちになる。相手に対して敬意を払うという意味でも、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
そして、姿勢を正すということは、自分自身の内面にとっても大きな変化をもたらす。
辛い時、落ち込んだとき、うつむいて歩いてはいないだろうか。背中を丸めて椅子に座ってはいないだろうか。坂本九さんの名曲に『上を向いて歩こう』があるが、上を向いて歩くことは、落ち込んだ気持ちを前向きに切り替えるための良いきっかけになる。
辛い時こそ、背筋を伸ばして姿勢を正し、上を見て歩いた方が良いのである。
もし、信じられなければ、試しにやってみてもらいたいことがある。
それは、暗い顔をしながら楽しむということだ。
人間は単純な生き物なので、暗い顔をしながら楽しむことは出来ないのである。逆に、笑顔で背筋をピンと伸ばして落ち込んでみてもらいたい。
きっと笑顔で背筋を伸ばしながら落ち込むことは出来ないだろう。
心と体の関係は密接なのである。
誰もが、疲れることや、落ち込むこと、辛いことはあると思う。
そんな時に、気持ちを切り替えるのは簡単ではないけれど、姿勢を正すことは気持ちを切り替えるよりも容易く出来るのではないだろうか。
体の使い方ひとつで、自分の気持ちをコントロールすることが出来るのである。
そして、そんな体の使い方が覇気に現れる。
覇気の高い人と一緒にいると、周りの人も気持ちが良いし楽しい気分になる。
営業に行くとき、面接に行くとき、仕事に行くとき、学校に行くとき、まずは1日だけで良いから、いつもより姿勢を正すことを意識してみて欲しい。
きっと面白い変化が現れるはずだ。
頭の中で思い描いてみて欲しいのだが、もしあなたが面接官だった場合、覇気がある人と覇気のない人、どちらの人を採用しようと思うだろうか。もし同じ商品を買う場合、覇気がある人と覇気のない人、どちらの人から買おうと思うだろうか。新たに取引する業者を探している場合、覇気がある人と覇気のない人、どちらと取引しようと思うだろうか。
初めての飲み会に参加した時、覇気がある人と覇気がない人、どちらの人と話してみたいと思うだろうか。
きっと多くの人が、覇気のある人と答えるだろう。
もちろん例外はあると思うのですべてではないかもしれないが、営業をするにしても、面接を受けるにしても、飲み会に参加するにしても、多くの場合において覇気を高めておいたほうが有利に事を運ぶことが出来るのではないだろうか。
では覇気を高めるにはどうすれば良いか。
私は、一番簡単に誰でも覇気を高めることが出来るのは、姿勢を正すことなのではないかと考えている。
私は、空手道推薦で帝京大学に進学し、学生時代の4年間を空手道一色で過ごした。
帝京大学空手道部は、昨年、全日本の全種目を制覇するという前人未到の快挙を達成したチームなのだが、その強さを維持するために、毎日の厳しいトレーニングはもちろん、生活の中でも日本古来の武道精神に通ずる様々なルールが伝統として先輩から後輩に引き継がれていた。
その中で印象的なのは、『電話に出る時は必ず正座をする事』というルールである。
当時は、今のようにナンバーディスプレイが発達していた訳でなく、電話がかかってきても出てみるまでは相手が誰だか分からない。そのため、電話のベルがなったらすぐに正座をして電話に出ることと、1年生は先輩に叩き込まれる。
更に、部の電話には、必ず3コール以内で出なければならないというルールがあったので、電話番の人は、たとえ寝ている時でも風呂に入っている時でも、トイレに入っている時でも、すぐに電話の近くで正座をして電話に出なければならなかった。
もちろん相手から自分の姿が見える訳はないので、初めて先輩からそのルールを聞かされた時には、さっぱり意味が理解できなかった。しかし、実際に電話に出ると、正座をして電話に出ているのか正座をしていないのかを、不気味なほどに先輩たちに見破られてしまうのである。
自分が正座をしていないのを、なぜ先輩に見破られるのかが、最初はさっぱり理解出来なかったのだが、1年生の後半になると、自分たちも、電話のベルの音を聞いただけで、不吉な電話なのか良い電話なのか、先輩からの電話なのか、OBからの電話なのかというのが分かるようになる。そして2年生になり新しい1年生が入ってくると、電話に出た1年生が正座をして電話に出ているのか正座をしていないのかが、自分たちも見破れるようになった。
日本の武道には、心眼という言葉がある。目に見えているものがすべてではなく、目に見えないところを見抜くことこそが、本当の強さだという考え方なのだが、姿勢を正すことで、声のトーンや声の張りなどを通して、目に見えない部分が相手に伝わるのである。
それが覇気なのではないだろうか。
本来、日本人の生活の中には、覇気と姿勢の関係が至る所に盛り込まれていた。
昔の日本人は、人に見られていない時にも背筋を正していたのではないだろうか。
正座の座り方は、あらゆる方面からの力に強い座り方であり、着物や袴、武道着には、姿勢を正すための工夫がされていた。
袴についている腰板、着物や武道着の帯、そしてハチマキやたすきも、気を引き締め本来の力が発揮できるようにするのである。
70歳過ぎの老人が、着物を着たとたんに凛とするのはそのためである。
誰かと向かい合う時に背筋を正すのは当たり前の礼儀だが、電話で話すとき、メールを打つとき、ちょっと背筋を正してみるだけで、なんとなく気が引き締まったような気持ちになる。相手に対して敬意を払うという意味でも、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
そして、姿勢を正すということは、自分自身の内面にとっても大きな変化をもたらす。
辛い時、落ち込んだとき、うつむいて歩いてはいないだろうか。背中を丸めて椅子に座ってはいないだろうか。坂本九さんの名曲に『上を向いて歩こう』があるが、上を向いて歩くことは、落ち込んだ気持ちを前向きに切り替えるための良いきっかけになる。
辛い時こそ、背筋を伸ばして姿勢を正し、上を見て歩いた方が良いのである。
もし、信じられなければ、試しにやってみてもらいたいことがある。
それは、暗い顔をしながら楽しむということだ。
人間は単純な生き物なので、暗い顔をしながら楽しむことは出来ないのである。逆に、笑顔で背筋をピンと伸ばして落ち込んでみてもらいたい。
きっと笑顔で背筋を伸ばしながら落ち込むことは出来ないだろう。
心と体の関係は密接なのである。
誰もが、疲れることや、落ち込むこと、辛いことはあると思う。
そんな時に、気持ちを切り替えるのは簡単ではないけれど、姿勢を正すことは気持ちを切り替えるよりも容易く出来るのではないだろうか。
体の使い方ひとつで、自分の気持ちをコントロールすることが出来るのである。
そして、そんな体の使い方が覇気に現れる。
覇気の高い人と一緒にいると、周りの人も気持ちが良いし楽しい気分になる。
営業に行くとき、面接に行くとき、仕事に行くとき、学校に行くとき、まずは1日だけで良いから、いつもより姿勢を正すことを意識してみて欲しい。
きっと面白い変化が現れるはずだ。
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